本当の意味で消費される物はない - どんな形で未来につないでいくのか

物やサービスの購入する人を’消費者’といいます。消費とは’物・エネルギー・時間などを使ってなくすこと’とありますがそれは本当でしょうか?

 

すべての物(見えるものも見えないものも)は形を変えて在り続け、無くなってしまうことはありません。

 

身の回りをみれば一目両全です。

食物は食べたものの血肉となり、その血肉もいずれは土になり、その養分を微生物が分解し、それを吸収して植物が育つ。成長した個体が子をなしその先の子孫へと続いていく。人の考え・思想も同じく行動によって引き継がれていきます。

 

どうせ残すならいい物を残したい。(自分自身が本気で残したいと思えるものを)

 

残してはいけないものを作らないことも今を生きる我々の責任です。

 

現在の社会で非常にパワフルな行動のひとつが購買行為です。何を、どこから買うのか。それによりこれからどういう会社・組織が繁栄しどういう社会になっていくのかを意識するしないにかかわらず決めています。選挙のように限定的ではない生活に密着した投票行為ともいえます。

 

’消費’という言葉で隠される物事の道理。一部の人たちには非常に都合良いの化も知れません。意識しなければ見えてこないことが沢山あります。重要です。一つ見えてくると他の事にもに気づき始めます。

 

我々一人一人の選択と行動が未来につながって行く・・

 

私が農業・自然栽培を選んだ動機のひとつです。

 

そして当農園が皆さんに残したいと思ってもらえるようにあるために努力を惜しみません。