農業で食べて行くという選択

自分の仕事に自分で価値を見出せなくなったとしたら、その仕事を続けることはできないでしょう(続けようとした場合非常な苦痛を伴うことでしょう)。また、今の仕事以上に自分がやるべきと感じる仕事が見つかった場合それをやらないことは後の後悔につながることでしょう。

 

農業は現在見直されてはいますが、現実的には非常に虐げられた状況にあります。

 

特に就農希望者は両親・家族の反対にあう事が多いと思います(私もそうでした)。’農業で食べていけるの?家族もいるのに。子供も小さいんでしょ’、’なんであんなに大変で割の合わない事を・・・’などなど。

 

やりたい人間がいるのにやれない職業がある。(人が生きていくために必要不可欠な職業にもかかわらず!)

 

可能性は感じるが全く未経験の分野、やってみないとわからない。

ご縁をいただいた師匠に師事させていただき、色々なことを経験・考える機会をいただきました。一年間勉強させていただき、自分なり学ばせていただいた自然栽培の考え方をベースに自分なりアレンジした栽培に取り組んでいます。

 

どんな職業にも向き不向きがあります。幸いにも私は農業に向いていました。地道な作業も力仕事も楽しくこなせました。繰り返しの作業も同じ作業はありません。苗や環境(土の状態、天気が同じ事はありません)

 

何をどれだけ栽培すれば自立した農家(補助金助成金なしでも当たり前に生活できる)として食べていけるのか・・家族の協力を得ながら実践中です!

 

それが今後の就農希望者の方たちのひとつのモデルになりえるように。